【確定申告簡単ガイド】還付金はいつ頃戻ってくる?

確定申告・医療費控除

確定申告って、すごく難しそうで面倒なイメージですよね。

会社員の方は、副業収入があったりその他の事情がない限りは、会社の年末調整だけで済む場合が多いので、確定申告はしたことがないという方もおられると思います。

実際わたしもずっと会社員で、確定申告をする必要性がなかったため、やったことがありませんでした。

しかし、仕事を辞めて自分で確定申告をしなければならなくなり、今年初めて自分で確定申告をしました。

らずぼん
らずぼん

面倒くさくてグダグダしており、なかなか取り掛かるまでに時間がかかりましたが(笑)、いざやってみたら思ったより簡単にできました!

初めての確定申告でどうしたらいいか分からない方や、還付金はどれくらいで返ってくるのか知りたい方に、ズボラなわたしでもできた確定申告の方法や実体験をご紹介したいと思います。

確定申告が必要な人

会社員の方で、努めている企業以外からの収入が無い方は、基本的に会社が年末調整をしてくれるので確定申告の必要はありません。

確定申告をしなければいけないのは、ざっくり言うと以下に該当する方です。

  1. 収入が年間で2,000万円を超える方
  2. 自営業の方や、フリーランスなどの個人事業主の方
  3. 不動産収入や株取引、その他副業などの収入が、本業と別で年間20万円以上ある方

その他にも、年金や外国企業からの退職金などの条件もありますが、該当する方は少ないと思います。

詳しい情報は国税庁のホームページをご参照ください。

確定申告すると得する可能性がある人

確定申告をしなければいけない訳ではありませんが、した方が還付金が返ってきて得な方もいます。

以下のような方が該当します。

  1. 中途退社などで年末調整を受けていない方(転職先で年末調整を受けた場合は除く)
  2. 医療費が年間10万円以上かかった方【医療費控除】
  3. 住宅ローン控除を初めて受ける方
  4. 特定の寄付をした方(ふるさと納税など)

わたし自身は1に該当し、2019年の途中で退職し、年度内に別の企業に就職もしなかったため、自分で確定申告をすることにしました。

また、その前年には医療費が多くかかっており、2にも該当したので、2019年度分の確定申告と、2018年度分の医療費控除をついでにまとめて提出することにしました。

(※医療費控除は、さかのぼって5年分まで申請することができます。)

確定申告のやり方

パソコン

わたしの様に、「確定申告はややこしくて自分にはできそうもない・・」と思われる方も多いと思います。

確かに昔は、専用の用紙に手書きで記入して、必要な計算も自分でして、領収書も全部まとめて送って・・とかなり大変だった様です。(わたしの両親もボヤいていました・・笑)

でも今はかなり自動化され、インターネット上だけでだいぶ簡単にできるようになっています。

おすすめの楽チンな方法を3つご紹介したいと思います。

e-Tax (イータックス)を使う

【 e-Tax 】は国税庁が提供している電子申請サービスです。

自宅でネットだけで必要書類を作成でき、24時間いつでもネットで提出(送信)が可能です。

また、通常の提出方法(税務署へ持参や郵送)よりも、還付金の返還もスピーディーなんだそうです。

わたしも最初はこの方法で確定申告をしようかなと思ったのですが、事前準備が少し面倒というデメリットが・・↓

e-Taxを利用するには事前準備が必要で、以下のどちらかの方式を選択します。

①マイナンバーカード方式

②ID・パスワード方式

①を利用する場合は、マイナンバーカードと、ICカードリーダーライタ又はマイナンバーカード対応のスマホが必要で、さらに専用ファイルをダウンロードしセットアップする必要があります。

②を利用する場合は、まず税務署に行って本人確認をした後に発行される「ID・パスワード方式の届け出完了通知」が必要になります。

いったん登録をしてしまえば、その後はとても簡単で楽だと思うのですが、最初の事前準備がめんどくさい・・。

わたしは確定申告は今年だけだと思うので、一度きりのためにわざわざ準備するのは面倒だな・・と思い、利用するのをやめました。

ただ、今後も毎年確定申告をされるご予定の方は、一度登録さえしてしまえば今後楽チンになると思います。

国税庁HPの確定申告書作成コーナーで作る

わたしはこの方法を使って確定申告をしました!

国税庁のホームページの、確定申告書等作成コーナー で、「作成開始」ボタンをクリックし、「印刷して提出」の項目を選びます。

後は指示に従って必要事項を入力していくだけです。

その都度、記入する数値や位置などを分かりやすく示してくれるので、初めてでも迷うことなく入力できました。

必要な計算式も組み込まれているので、自分で計算しなくても自動で計算してくれるので楽チンでした。

Web上で書類の作成が完了したらプリントアウトして、税務署に持参するか、郵送で提出すればOKです。

確定申告ソフトを利用する

個人事業主の方やフリーランスの方は、会計ソフトを利用するという手もあります。

安価で高性能の会計ソフトが色々提供されていますし、無料で始められるものもあるので、利用してみると良いかもしれません。

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還付金はいつ頃戻ってくる?

貯金箱

通常は申請から1~2ヶ月程度で還付金が返ってくることが多いようです。

(e-Taxの場合は3週間ほどで処理できるそうです。)

ちなみにわたしは、2020年2月21日に書類をポストに投函し、還付金が振り込まれたのは3月18日でした。

ただ今回わたしは、2018年度分の医療費控除と2019年度分の確定申告を同時にしたのですが、なせか振り込まれたのが2019年度分だけで、2018年度分が振り込まれていませんでした。

忙しくて一昨年分は後回しなのかな・・と思いしばらく待ってみましたが、一向に振り込まれず・・(汗)

4月も半ばになってきて、やっぱりおかしいなと思い税務署に電話しましたが、コロナの影響もあり立て込んでいるのか全然つながらない状態でした。

1週間くらいしてようやく電話がつながり、ことの真相が明らかになりました。

税務署のミスで、こちらが添付した医療費明細書の原本を、誤って控と一緒に返送してしまっていたようでした。

税務署から送られてきた書面に入っていた返信用封筒に、再び医療費明細書を入れて郵送し、事なきを得ました。

らずぼん
らずぼん

初めての確定申告だったので、プチアクシデントで焦りました~。

税務署の方も膨大な数の書類を処理してらっしゃるので、ミスもありますよね。

おかしいなと思ったら、自分で問い合わせてみることも必要だなと学びました。

まとめ

わたしの実体験も交えて、確定申告についてお伝えさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

少しでもお役に立てる情報となっていれば幸いです。

知らなかった時はハードルがすごく高いと思っていた確定申告ですが、実際に体験してみると思ったより簡単にできることが分かりました。

今までできないと思っていたことができると、大人になっても嬉しいものですね(笑)

確定申告をすることで得になる可能性がある方は、是非チャレンジしてお金が戻ってくる喜びを味わってみてくださいね。

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