失業保険(正確には 雇用保険の失業給付 といいます)の受給申請の手続きが終わったら、以後は基本的に4週間ごとの「失業認定日」にハローワークに足を運ぶことになります。
わたしは、自己都合退職で3ヶ月の給付制限があり、受給日数は120日でしたので、認定日は合計で6回ありました。
計6回の認定日の実体験レポートを詳細に記していこうと思います!
今回の記事では、4回目の失業認定日(2020年4月10日)の実体験をレポートしていきますね。
今回の認定日は、新型コロナウイルスの影響が大きくなってきた頃で、私の住む地域では4月7日に「緊急事態宣言」が出たこともあり、色々イレギュラーでバタバタしました。
その様子なども詳細にレポートしていきたいと思います。
失業認定日の日程はいつ?
失業保険の受給申請手続きが済んだ日を「受給資格決定日」といい、この日から4週間後が1回目の失業認定日となります。(祝祭日などと重なった場合等は前後にズレます。)
例えば4月10日が受給資格決定日だったとすると、初めての失業認定日は基本的には5月8日になります。
2回目以降は、受給制限がない方は以後4週間ごと(6/5、7/3、7/31・・・)が認定日になります。
私の様に3ヶ月の給付制限がある方は、1回目の認定日の後はかなり間が空き、基本的に12週間後が2回目の失業認定日になります。
先ほどの例でいくと、5月8日に1回目の認定日が終わると、2回目の認定日は7月31日ということになります。
3回目以降の認定日は、祝祭日等と重ならない限りは4週ごとで、常に同じ曜日になります。
4回目の失業認定日で必要なこと
4回目の失業認定日には、認定対象期間(前回の認定日から今回の認定日の前日まで)に、原則2回以上の求職活動実績が必要です。
あくまでも認定日の前日までの期間が、今回の認定対象期間になりますので、注意しましょう。
すなわち、認定日当日におこなった求職活動は、次回の認定日で有効になりますので、認定日でハローワークに行ったついでに「職業相談」や「求人申し込み」等をするのは、次回の認定日の実績作りのためには効率的ですね。
4回目の失業認定日でやったこと
先ほどもお伝えした通り、4回目の失業認定日に必要な求職活動実績は原則2回以上です。
「失業認定申告書」の求職活動実績の記載欄に、2回分の活動実績を記し、認定日に持参します。
その他の、認定日に必要な持ち物やおおまかな流れ等はこちらの記事でご紹介しています↓
冒頭でもお伝えしたように、わたしの4回目の認定日は2020年4月10日だったのですが、新型コロナウイルスの影響で4月7日に緊急事態宣言が発令されました。
さらに認定日の数日前に、わたしの地域のハローワークの従業員からコロナの感染者が出てしまい、消毒作業や保健所の確認が済むまでハローワークが閉鎖になるという事態に!
閉鎖中は電話もつながらず、ハローワークのHPを確認するしか方法がない状況で、とても不安でした。
認定日の前日にHPを見ても、まだ閉鎖中との記載・・。明日の認定日はどうしたら良いのだろうと焦りました。
そして迎えた認定日当日、HPを再度チェックしてみると、消毒作業が終わったので今日からハローワークの業務を再開するとのこと。
直前までソワソワしましたし、消毒が済んだとはいえ、感染があった所に行くのは気が進みませんでしたが、認定日のためにハローワークに足を運ぶことにしました。
もちろんそんな事になるなんて思ってもいなかったので、事前に「求職活動実績」は2回分作っていました。
1回は、前回(3回目)の失業認定日レポートに記している通り、認定が済んだ後に「職業相談」に行き、「職務経歴書」の書き方の指導をしてもらいました。
もう1回は、希望に割と近い求人が見つかったので、それを持ってハローワークの「職業紹介」に行きました。
この求人が、職種や仕事内容など希望に近いのですが、唯一勤務体系だけ条件に合わないです。
これと同じような条件で、勤務体系がシフト制ではない求人はありませんでしょうか?
お調べしてみますね。
・・・そうですねぇ、残念ながらご希望に沿う求人は今の所出ていませんね。
お持ちいただいた求人なら、まだ他に応募は来ていない状況ですが・・。
今回は求人の確認が目的だったので、それを聞いて早々に退散しようかと思っていたのですが(笑)、相談員の女性は、求人の探し方や仕事への適正について熱心に教えてくださいました。
良ければ一度、仕事の「適正検査」が無料で受けられるので是非受けてみたらと勧められました。
1時間くらいかかるとのことだったので、また後日受ける予約を取ってもらい、その日は帰りました。
次回の認定日のためにやったこと
今後コロナウイルスの影響がどうなっていくか分からないですし、就職活動もなかなか難しいなぁと思っていたので、念のため認定日でハローワークに来た機会に「職業相談」をしていくことにしました。
前回、初めて「職務経歴書」を書いて添削してもらったのですが、かなり大幅に修正をいただきまして・・。
改善したものを作ってきたので、見ていただけますか?
ちょっと見せてもらいますね。
・・・うんうん、なるほど。
そうだね、「職務経歴書」は読む側の好みにも左右されるからねぇ。わたしの意見を言わせもらうと・・・(以下省略)
前回とは別の年配の男性の相談員の方で、色々な切り口から職務経歴書の添削をしてくださいました。
前回の相談員の方とは結構異なる意見も聞け、違う角度から見直すことができました。
まとめ
今回の認定日は、新型コロナウイルスに大きく翻弄される結果となりました。
失業保険の受給終了までにあと2回の失業認定日があるのですが、受給期間の終わりもだんだん見えてくる中、思うように進まない求職活動に不安が募ります。
これからどうなってしまうのでしょうか・・。
以上、4回目の失業認定日の実体験レポートでした。
次回は、5回目の認定日についてご紹介していきたいと思います!