失業保険の申請手続してきた~持ち物や注意点など解説~

失業保険

お仕事を辞めた後、すぐに次の就職先が決まっている方は良いのですが、そうでない方も多いと思います。

そんな時、失業保険(正確には 雇用保険の失業給付 といいます)をもらえるのであれば、是非とももらいたいものです。

らずぼん

わたしも長年勤めた仕事を辞めた後、次は落ち着いてゆっくり探したいと思っていたのですが、金銭的な不安もあり、失業保険にはとても助けられました。

この記事では、失業保険の申請手続きの方法や、用意しておくべきものなどをお伝えしていきたいと思います。

お仕事を辞めようか迷っている方や、どうやって失業保険をもらえばいいのか疑問に思っている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

失業保険をもらえる方の条件

だれでも無条件に失業保険をもらう資格がある、という訳では残念ながらありません。

しかし、そんなに厳しい条件があるわけではないので、失業保険をもらえる条件に当てはまる方が多いと思います。

詳しい条件については、以下の記事で解説しています。

失業保険はどれくらいもらえるの?

具体的に失業保険をいつからもらえるのか、何日間もらえるのか、そしてもらえる金額については、それぞれ細かく決まっています。

もらえる方の条件と併せて、以下の記事で詳しく解説していますので、一緒に確認してみてください。

申請手続きに必要な持ち物

お仕事を辞めたら、必要な書類をそろえてハローワークに申請手続きに行きましょう。

失業保険の申請手続きに必要な持ち物は、以下の5点です。

  1. 雇用保険被保険者離職票-1、2
  2. マイナンバーカード(無ければ通知カードか個人番号記載のある住民票&免許証などの身元確認書類)
  3. 証明写真(3cm×2.5cm)を2枚
  4. 本人の印鑑
  5. 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

1の離職票は、離職後に会社が作成し郵送などで送ってくれるので、離職日から書類が届くまで少し日数がかかります。

申請手続きの方法

上記の必要書類等がそろったら、お住まいの管轄のハローワークに申請手続きに行きます。

 ①ハローワークの窓口に行ったら、失業保険受給の手続きに来たことを伝え、指示に従います。

 ②順番が来たら、必要書類を提出してチェックを受け、問題がなければ求職申込をします。

 ③その後、今後のスケジュールや、雇用保険説明会の日程の指示があります。

申請手続きの日は、これで終了です。

手続きをした日を「受給資格決定日」といい、この日から7日間は、「待機期間」と呼ばれる期間になります。

ちなみに、申請手続きに行った曜日が、基本的に今後4週間ごとにハローワークに行く「認定日」になりますので、ご自分の通いやすい曜日に手続きに行かれた方が良いと思います。

申請手続き終了後のスケジュール

まずは、指定された日に「雇用保険説明会」に必ず参加してください。

また、別に「初回講習会」というものもあり、これも申請手続きの際に日時を指定されます。

地域によっては「雇用保険説明会」と同日に開催しているところもあるようです。(わたしの所では別日でした。)

その後、基本的には最初の申請手続きをしたから4週間後に最初の「失業認定日」があります。

初回の失業認定日までに、最低1回の求職活動が必要ですが、「初回講習会」に出席したことで求職活動と認められます。

「特定受給資格者(会社都合退職)」の方や、「特定理由離職者」に認められた方については、初回認定日で認定を受けたら数日後には失業保険が振り込まれます。

「一般の離職者(自己都合退職)の方は、3ヶ月の給付制限期間があるので、初回認定日で認定されてもまだ失業保険の給付はありません。

初回認定日から12週間後の同じ曜日が基本的には2回目の失業認定日となり、ここで認定されて初めて失業保険がもらえます。

認定日については、別の記事で詳しく解説しています。

まとめ

失業保険について、基本的な情報をまとめてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

お仕事を辞めた後、すぐに次の就職先が見つからない場合、一番心配なのはお金ですよね。

らずぼん

雇用保険の失業給付は、条件を満たした方なら誰もが平等に受けられる権利ですので、是非きちんと申請しましょう。

お仕事探し中に不安も多い中、失業保険が助けになると思いますので、忘れず申請して、上手く活用していきましょう。