毎月のスマホ代、バカにならないですよね。
1人分でも結構な金額になりますから、家族全員分となればそれは大きな出費となります。
しかも毎月必ずかかってくる固定費ですから、できることならもっと安く抑えたいもの。
家計の中でも、スマホ代などの固定費は削減の効果が大きいので、検討してみる価値が高いです。
わが家の通信費削減の略歴
わが家は夫と2人家族ですが、わたしはdocomo、夫はauを使っており、月々のおおよそのスマホ代は、
- わたし ⇒ 8,000円
- 夫 ⇒ 13,000円
合計のスマホ代はほぼ毎月20,000円を超えていました。
家にはネット回線を引かず、すべてそれぞれのスマホのデータ容量を使用していたため、高額な代金となっていました。
そこで通信費を削減するために色々調べ、およそ2年前(2018年)にわたしは格安スマホ(格安SIM)のmineo(マイネオ)にし、家にネット回線を引いて、夫はauのままデータ容量の低いプランに変更しました。
すると毎月の通信費がネット回線を含めて13,000円ほどに抑えられ、毎月8,000円前後安くなりました。
このとき夫も格安スマホにしてくれれば、さらに5,000円ほどの金額が節約できたのですが、夫が拒んだためauのままデータ容量の変更をするのみに留まっていました。
しかしこのたび説得に成功し(笑)、夫も格安スマホに変えることになりました。
どの格安スマホにするか
最初は、わたしが現在mineo(マイネオ)を使っているため、夫も同じでいいかなぁと安易に考えていました。
でも今は2年前より格安スマホの競争もさらに激化し、各社お得なキャンペーンも打ち出しているため、改めて一番お得な格安スマホを検討してみることにしました。
たくさんの会社があるので、全部を詳細に比較するのは大変ですし時間ももったいないので、ザックリ調べた中から良さそうだと思った5社に絞って検討することにしました。
- mineo(マイネオ)
- LINEモバイル
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- Y!mobile(ワイモバイル)
それではさっそく、それぞれの特徴を見ていきます。
ちなみにわたしは今mineoで3GBのデータ容量で、データ通信+音声通話のプランで契約しているので、5社いずれも同条件での料金比較とします。
(各社の料金は2020年5月現在のもので、すべて税別表記を基本とします。)
まず5社の比較表を作りましたので載せておきます。
それでは各社の特徴を詳しく見てきたいと思います。
mineo(マイネオ)
mineoは、使う回線のキャリアによって値段が違います。
わたしはDプラン(docomo)だったので1,600円でしたが、夫はAプラン(au)にするので1,510円です。
そして、現在キャンペーン中(2020年5月31日まで)で、6か月間基本使用料が800円引き+1GBサービス になりますので、最初の6ヶ月は月額710円で4GB使用できることになります。
家族割もありますが、最大5回線までで各回線50円引きです。
またマイネオでは、パケットをシェアできる「パケットギフト」や「フリータンク」というサービスを展開しています。
例えばパケットギフトは、家族や友人に自分の余ったパケットを譲ることができるので、夫婦ともに3GBで契約していても、妻が2GBしか使わない場合は、夫に1GBあげて4GB使ってもらうことができます。
初期費用は、事務手数料3,000円と、SIMカード発行手数料400円です。
そしてmineoは、たとえ1ヶ月で解約したとしても解約手数料はかかりません。
(※MNP転出手数料は別途3,000円かかります。)
mineo(マイネオ)公式サイトを見てみる↓
LINEモバイル
LINEモバイルの3GBの月額料金は、どの回線を選んでも1,480円です。
そして、キャンペーンで2ヶ月分無料になるので、最初の2ヶ月は月額基本料が0円です。(キャンペーン終了日未定)
また、5月20日までのキャンペーンでは、ウェブ申し込み時にコード入力でLINEポイント5,000ポイント(またはLINE Pay 残高5,000円相当)がもらえます。
家族割はありませんが、招待ポイントがあるので、1人招待で2,000P、2人目は4,000P、3人目以降は5,000Pもらえます。
またmineoと同じようなサービスに、データ通信量を家族や友人とシェアできる機能もあります。
なお、LINEモバイルではデータフリーオプションがあり、月額無料でLINE利用時のデータ通信量がゼロになります。
これにTwitter、Facebookを追加すると、+280円かかります。
初期費用は、事務手数料3,000円と、SIMカード発行手数料400円です。
解約手数料については、1,000円かかってきます。(+MNP転出手数料3,000円)
楽天モバイル
ここ最近バージョンアップし、かなりスゴイことになっている楽天モバイル。
2020年4月からの「 Raketen UN-LIMIT 」バージョンアップで、「楽天回線エリアは無制限」に加え、パートナー回線エリアのデータ容量が2GB→5GBに増えました。
5GBのデータ超過後も、128kbps→1Mbpsに最大通信速度がアップしました。
楽天モバイルは、他の格安スマホのようにデータ容量に応じて月額プランが決まるのではなく、上記の様にデータは無制限で使い放題というのがウリです。
そのため月額料金は他社の3GBプランと比べると当然ながら高くなっており、2,980円です。
ただ、現在キャンペーンで月額料金がなんと1年間も無料になりますので、最初の1年間は月額料金が0円です。
さらにオンライン申し込みで3,000ポイント、事務手数料3,000円もポイント還元など、お得なキャンペーンも開催しています。
ただ注意点として、他の格安スマホは現在手持ちの端末そのままで乗り換えできるものがほとんどですが、「 Raketen UN-LIMIT 」は、楽天回線対応製品でしか利用できません。
端末ごと買い換えたい場合は問題ありませんが、手持ちの端末のまま乗り換えを検討している方は、必ず対応端末かどうか確認する必要があります。
初期費用は、事務手数料3,000円と、SIMカード発行手数料3,000円です。
また、解約手数料はかかりません。
(※MNP転出手数料は別途3,000円かかります。)
楽天モバイル 公式サイトを見てみる↓
UQモバイル
UQモバイルではauの回線を使っており、3GBの月額料金は1,980円です。
キャンペーンの「QU家族割」を利用すれば、2台目以降は500円引きになるので、月額1,480円になります。
また、公式サイトからのWEB申し込みで最大10,000円キャッシュバックのキャンペーンも開催しています。
(いずれのキャンペーンも終了日未定)
QUモバイルでは、「データ繰り越しサービス」があり、余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができます。
初期費用は、SIMパッケージ費用として3,000円かかります。
解約手数料はかかりません。
(※MNP転出手数料は別途3,000円かかります。)
UQモバイル 公式サイトを見てみる↓
Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobile(ワイモバイル)の月額料金は2,680円です。
「新規割」で2~7ヶ月目までの6か月間は700円引きになるので、月額1,980円となると同時に、最初の1年間は1GBサービスがつくので4GB利用できます。
また、「おうち割 光セット」で500円引き、「家族割」で2台目以降500円引きのサービスがあります。(併用不可)
テレビCMでよく「イチヨンパ(1,480円)!」とうたわれていますが、あれは「新規割」と「家族割」(もしくは「おうち割」)を併用した場合の、2~7ヶ月目まで限定の料金なのです。
またワイモバイルでは、「シェアプラン」があり、データ容量を最大3台の間でシェアできます。
他社のパケットをシェアできるサービスとは少し異なり、別途プランにより追加料金がかかりますが、うまく利用することでお得に使える可能性があります。
例えば家族3人で利用する場合、全員が3GBのプランで契約すると、2,680円×3人-(家族割500円×2)=7,040円(合計9GB)です。
シェアプランを使うと、一人が9GBのプラン(3,680円)で契約し、残りの2台はそれぞれ490円の追加料金で良いので、同じ9GBデータ容量で合計4,660円で済んでしまいます。
(6ヶ月700円引き終了後の基本料金で比較)
2台以上で契約を考えている方は、お得になる場合があるので検討の価値アリです。
(※シェアプランの2台目、3台目はデータ通信専用SIM(音声通話不可)なので、電話としては使えません。)
さらに、Yahoo! ショッピングや Pay Pay との連携でお得なサービスもあります。
ワイモバイルのオンラインストアで申し込むと、初期費用は無料になります。
また解約手数料もかかりません。
ワイモバイル 公式オンラインストアを見てみる↓
まとめ
各社それぞれ良い所があり、悩ましい所です・・。
家族で何台使うかや、ライフスタイルにも左右されるため、どこが一番お得になるかは人によって変わってきますね。
楽天モバイルだけは、上述の様に対応端末が限られているので注意が必要かなと思います。
今回は手持ちの端末そのままで乗り換えるつもりで検討していますが、新しく端末も購入したいという方は、端末とのセット割やポイント還元を設けているところもありますので、併せて検討してみてください。
ちなみにわが家は通常の通話はほとんど使用しないので、通話料はあまり重要視していませんが、ワイモバイル以外の4社は全て、国内通話は20円/30秒です。
各社それぞれ、通話のかけ放題プランなどのオプションが用意されています。
ワイモバイルだけは、すべてのプランに10分以内の国内通話がかけ放題のサービスが付いています。
わが家の最終決断
検討した結果、結局当初から視野に入れていたmineo(マイネオ)に決めました。
正直なところ、楽天モバイルのデータ無制限、かつ1年間も月額基本使用料0円というのがかなり魅力的で惹かれました。
しかし、冷静に考えるとそんなにデータを使うこともないし、長い目で見ればやはり月額料金が安い方が通信費を抑えられるので、キャンペーン終了後の月額料金を最重要視して決めました。
お得なキャンペーンをCMなどでたびたび目にすると、つい惹かれてしまいがちですが、通信費といった固定費は、冷静に長い目で見て考える必要があります。
またわたしがmineoユーザーなので、家族間でパケットをシェアできることも大きかったです。
わたしは外でスマホを使うことが少ないので、いつも3GBを余らせていることが多いです。
反対に夫は外でもスマホを使うので、3GBプランではもしかすると少し足りないかな・・?という不安もあったのですが、そこでわたしの余ったパケットをあげることができるので便利です。
きちんと比較した上で、自分たちにとって一番適したものが選び取れたと思うので、最終的には最初の選択肢と同じになりましたが満足しています。
たびたび携帯会社を変えることが苦にならない方でしたら、解約手数料もかからないところが多いので、その都度お得なキャンペーンを利用して乗り換えるという手もあります。
しかしながらわたしはズボラな性格ので、面倒くさいことはなるべく避けてお得を取りたいと思っています(笑)
まだ格安スマホに乗り換えていない方は、是非前向きに検討されて、固定費の大幅削減に舵を切ってみてはいかがでしょうか?